【クラクラ】大混乱のAI調整!ターゲットを5→3つの法則に戻した理由とは

   

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(このページは2017年11月16日に更新されました)

「ユニットAI変更について知りたい」
「不具合があった5ターゲットの法則について知りたい」

この記事はそんな方へ向けて書いています

こんちゃっす。ada ada_coc )です。

2017年10月アップデートで変更されたユニットの AI。

3つから5つのターゲットの法則に変更された AI に不具合が発生。
止むを得ず元の3ターゲットに戻された。

「変更した理由はなんだったの?なぜ戻すの?」
「やっと慣れてきたのに、コロコロ変えられて困る!」

公式フォーラムでダリアン(コミュニティーマネージャー)が理由を教えてくれた。

疑問だった新 AI への変更理由や、何故また元に戻したのか。
多くのテストを重ねても、予期しない不具合が起こることもある。

AI 変更騒動の経過をまとめてみた。

 

クラン対戦5対5の記事はこちらをチェック

ユニットの性格を決めている “AI” ってなに?

変更されたり、戻されたりと混乱を引き起こしている AI。そもそも、AI とはどんなモノなのだろう?

 

”AI” とは人工知能のこと

AI( artificial intelligence:人工知能 とは、コンピュータゲームにおいて、ノンプレイヤーキャラクター (NPC) の振る舞いに知能があるかのような錯覚を生み出す技法である。

wikipedia:コンピュータゲームにおける人工知能より

リアルタイムストラテジー(以下、RTS) ゲームのクラクラは、ユニットや防衛施設はプレイヤーが操作するのは出すまでとなっている。(一部、プレイ中でも操作が可能だが)

マップ上のユニットは、まるでユニット自身が生きているように移動したり攻撃したりする。

AIで重要なことは、”ユニットの頭の良さや、気持ちよくプレイできるかということ” となる。

 

クラクラのユニットの性格を決めているもの

クラクラのユニットや施設には性格がある。

例えば、AI 変更で戸惑いが大きかったゴーレムは、防衛施設をターゲットにして移動する。

障害物は避けるし、壁は叩いたり迂回したりする。資源施設はスルーして移動し、相手の防衛援軍やヒーローには攻撃しない。

ターゲットにする防衛施設にもルールがあり、法則に従って行動を決定している。

これは、それぞれのユニットごとに決定されている。その行動を決めているモノが AI である。

 

AIの要素とは?

ユニットや防衛施設などの行動を決めているAIは、どのように決定しているのだろう?

クラクラのゲーム開発がどのように行われているかは明らかにされていないので、ゲーム開発エンジンのUnity でRTSを開発するケースを参考にしてみた。

 

 Unityとは?

  • マルチプラットフォーム(モバイルやパソコン、それぞれのゲーム機など)に対応してゲームエンジン。
  • 様々なゲームの開発が可能。

wikipedia:Unity (ゲームエンジン) より

 

ユニットの行動を決める際には、

  • マスターデータに行動パターンごとの判定用パラメータ追加
  • 索敵範囲内にあるオブジェクトを取得
  • オブジェクトに対する行動パターンの優先度から最優先事項を決める(ファジー理論)
  • 最優先事項に対して移動するか攻撃するか決定
  • 移動するなら移動先、攻撃するなら攻撃先を決定
  • 移動する場合は移動先までの経路をA*で求めて、初めの一歩の移動先を決める
  • 求められた行動をコルーチンで処理する

参考:【開発日誌】~12日目:AIの実装【UnityでRTS作るお】

簡単に見えるゴーレムの動き一つにしても、これだけの様々な判定や決定の上で動いている。
*Unity での AI 実装の場合。クラクラの開発エンジンとは違うかもしれない。

 

新 AI に不具合が続出、元の AI に戻される!

10月のアップデートで実装された新しい AI だが、不具合が続出して修正が難しいために元に戻すという結果となった。

 

元の AI:3ターゲットの法則(2017年10月以前)

10月以前の AI は、3つの施設をターゲットにしてユニットの行動を決定していた。その他にも多くの要素があると思われる。

ゴーレムやジャイアント、クイヒーに関しては、3ターゲットの法則が成り立っていた。

2016年1月公開 ドズルさんの動画(3ターゲットの法則)

 

10月アプデで、新AI(5ターゲットの法則)が実装

2017年10月アップデートで、発表されたユニットAIの変更。

>>ユニット AI 変更が発表

AI変更の詳細の発表が無かったのだが、ゴーレムやクイヒーのターゲットの取り方が変わったとの報告が相次いだ。

 

2017年10月公開 ドズルさんの動画(新 5ターゲットの法則)

 

スケルントン工房さんの5ターゲットの検証記事はこちら

実際にプレイしてみた感じだが、クイーンのターゲットまで壁を迂回して長く歩いたりゴーレムが流れたりといった場面が見られた。

 

不具合が続出で修正不能?!元の3ターゲットの AI に戻される!

11月14日に突然だったが、「ユニットの AI を変更前の状態に戻す」と発表される。

 

5対5の少人数クラン対戦が、次回のメンテナンスにて実装というアナウンスがあったのだが・・・
あわせて AI の変更を以前に戻すとツイッター・アプリ内新着にて報告があった。

理由は???

詳しい理由がわからなかったのだが、どうやら不具合が続出していた模様。

AI の調整は、ターゲットにする施設の数だけでなく、優先にするターゲットや移動ルートなど、様々な要素が絡み合っている。

 

そもそも、AI が変更された理由はなんだったのか?

10月アプデにて、ユニットのAIが変更された理由は何だったのだろうか?

変更後、一ヶ月で元に戻すという混乱になってしまったのは何故なのだろう?

公式フォーラムで、ダリアンがコメントを発表した。

 

新AIって何?変更した理由は?

10月アプデからずいぶん経ってたけど、11月10日に「ターゲットの施設は5つ」になったとコメント。

ずいぶん経ってたね〜。

11月11日に、ダリアンがユニットの AI を新しくした理由を教えてくれた。

The reason behind the change was to address how units behaved at certain ranges. You’ll have to forgive my horrible MS Paint skills but I hope this illustration helps identify what was changed.

(この変更の理由は、ユニットが特定の範囲でどのように動作したかを扱うことでした。あなたは私の恐ろしいMS Paintのスキルを許す必要がありますが、このイラストは何が変わったのかを確認するのに役立ちます。)
*確かにひどい絵www

The green square is the unit. The black lines are the walls. The black squares are buildings.

(緑色の四角形はユニットです。黒い線は壁で、黒い四角は施設です。)

1. Red line – Under the previous AI, if a unit tried to target the building with the red “X” in it, it was inconsistent as to whether or not it would try to break through the wall or if it would path around it.

(1.赤線 – 以前のAIの下で、ユニットが赤い “X”を含む施設をターゲットにしようとしようとするかどうか、またはその周りを回るかどうかは賢くなかった。)

2. Blue line – Now the AI will try to consider if that building is indeed the best target and it will try to path a more direct route to it. It will consider the distance of the walls it needs to run around to determine if going through it is the better path or if pathing around the walls are more effective.

(2.青い線 – AIは、その建物が本当に最良のターゲットであるかどうかを検討し、より直接的な経路を探索しようとします。ターゲットに対して直接的な経路を通ることがより良い道であるかどうか、または走り回る必要がある壁の距離を考慮して壁の周りを回ることが賢いかどうかを判断する。)

 

ユニットの動きをもっと賢くという狙いだったのだろうね。

 

新 AI:5ターゲット後の不具合

新 AI になってから、クイーンが壁打ちしないで壁を迂回して施設をターゲットする場面が増えた。

壁打ちで時間が足りなくなるケースでイライラしていたのが、ちょっと賢くなってスッキリしていたのに・・・

クイーン以外のユニットの挙動に不具合が続出していた模様。

Judo Slothの動画

 

海外フォーラムで、新AI の不具合が報告されている

シンプルな5ターゲットの法則のバーバリアンの動き。
左上の金庫をスルーして、ユニットを出した位置から近い壁内の大工の小屋をターゲット にとる。


出典:バーバリアンの5ターゲットの動き1(海外フォーラム:OnyxDS)より

 

 


出典:バーバリアン5ターゲットの動き2(海外フォーラム:OnyxDS)より

バーバリアンが左上の大砲をスルーして、4番の迫撃砲をターゲットにする。

 

 


出典:ジャイアント5ターゲットの動き(海外フォーラム:OnyxDS)より

防衛施設をターゲットにするジャイアントは、大砲を攻撃。

 

元の AI(3ターゲットの法則)に戻した理由

何をより良くしようとしていたのか、具体的に質問が出ていた。

Q:What was the issue you guys were trying to fix?

(Q:何が問題で修正しようとしていたの?)

ダリアン:We were trying to get the Queen to walk more in random directions.

(ダリアン:私たちは、クイーンをもっとランダムに歩かせようとしました。)

Kidding.

(ふふっ。冗談w)

There were some targeting and pathing inconsistencies, but it made other AI issues less consistent. So while the feedback the Community provided was invaluable, there were a lot of data-driven points that we also further reviewed. Thank you guys for the constant feedback, it truly was helpful.

(いくつかのターゲットと経路の不一致がありましたが、他のAIの問題の整合性が低下しました。コミュニティが教えてくれたフィードバックは非常に貴重なものでしたが、我々がさらに検討した多くのデータがありました。常にフィードバックをいただきありがとうございました。本当に助かりました。)

 

ユニットをより賢く動くように修正しようとしたけど、5ターゲットでユニットの AI に不都合が続出したみたいね。

 

元のターゲットに戻った際に気をつけておくこと

11月15日のメンテナンスにて、5対5のクラン対戦とAIは以前の状態に戻された。

AIの調整は多くの時間がかかるだろうし、テストをしていてもこれだけの不具合を引き起こすものなのか。
開発エンジンの問題もあるのだろう。

決して、悪くしようとしてチャレンジしている訳ではないのだが・・・

ユニットの挙動は、元の3ターゲットに戻っている。

5ターゲットに慣れた人もいるだろうけど、動きを確認してみよう。

不具合があれば、公式さんにフィードバックを!!

 

まとめ

混乱を引き起こしたユニットのAI調整。

予期しない不具合が発生して修正不能となった。
10月アプデ以前の3ターゲットの法則に戻されているので、ユニットの出し方には注意してね。

簡単にはいかないユニットの AI 調整。
人間のファジーな利口さには感心するね。

 

いきなりユニットを使うと勝手が違うので、確認することをお勧めします。

 

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今日も楽しいクラクラらいふを

 

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2018年!クラクラW杯で日本が優勝!! そんな日を夢見て、今日もクラクラしまくるぜ〜。 好きな物:サッカー、ミスチル、伊坂幸太郎、生春巻き、コーヒー、放浪の旅、クラクラ、そしてもちろん!嫁(笑)

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